トリックとペテン
Intelの新しいCPUの性能が非常に素晴らしい
そうだ。消費電力130W。純正のCPUファンだと100%駆動できない爆速爆熱CPUだと言う。
実際にこのグラフ
を見ていただきたい。
ライバルモデルであるAMDの64bit版Athlonとなんらひけをとらない。
まわりくどーい釣りみたいなネタフリですがー。
実際の性能はAMD>>>>(越えられない壁)>>INTEL。ん、釣られた?
理系で実験レポートを出してた人や、数字に強い人なら気づいたかもしれないけど前述のグラフは「対数グラフ」。
これは見たほうが早いと思うので、EXCELでちょいちょいっと作ったよ。僕は一体何をしているんだろうね。
サンプルデータは1,5,10,50,100,500,1000,5000,10000 のこれだけ。
これが対数グラフ
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これが馴染み深いほうの線形グラフ

軸が先へ行くほど間隔が変わる。だから、性能数値を対数グラフで書くと「ん、あんまり変わらんなぁ」という印象になると思う。
これは「インチキだ!」「ペテンだ!」と言いたくなるかもしれない。けど、リンク先のCPU紹介記事のグラフの数値に嘘は無い。
インテルは昔からイメージ戦略で売る方向らしく、公告に莫大な予算を割いてる。例えばパソコンのCMに「インテル入ってる」ってナレーションを入れてロゴマークを画面の隅に出る。
あれを入れるだけでインテルから相当な額の銭が流れるそうだ。
だから、ライターさんも暫く悩んだ末にああいうグラフをこしらえたんだと思う。提灯記事を書かないと干上がってしまうんだろうねぇ。商業メディアの宿命。
で。ちょいと風変わりなグラフでアピールというのは、プレゼンテーション屋さん(広告代理店とか)ではめっちゃ普通のテクニック。
こんなのまだいいほうで、棒グラフの途中を~で省略してるのもある。あれも簡単に錯覚を起こせる。
数値が正しいんだから、嘘じゃない。だからJAROが動くわけない。タウリンは1gしか入ってない、けど、見方を変えれば1000mgも入っている。
で、ほかの業種だと、実験結果が重要な学術論文なんかでも割と普通に行われてるぽい。
例えば折れ線グラフを論文に混ぜるとき。折れ線の関節のマーカーをやったらデカくする。比較的中点がわかりづらくなる▲がオススメ。そうすると、実験結果の数値以上に見た目に訴えることが可能。
これも現物見たほうがいいかな。


同じデータのグラフなのに印象が違うんじゃないかすら。
何が言いたいのかというと、普通の場合、人間は脳への入力の大部分を目で行っているわけで、視覚に訴えるやりかたは非常~~に効果的ですね、グラフのトリックには注意しましょう、あとインテルのCPUは暫くスルーの方向で、ということでした。