もしもボックス
思考実験が好き。likeじゃないぜ、loveだ、(略)
思考実験てのは様々なモノのifを限りなくリアルになるように知恵を絞るモノだと認識しています。広辞苑を引くと「一つの理論体系内での演繹推理の補助手段云々」…シュレーディンガーさんちの猫のことかしら?…ちょっと違うか。
僕も研究室の連中と買出しの車中で暇つぶしに時折やってます。
「原子力航空機はどうよ?」とか。
「現代的な装置と書物を全て失った状態で原始時代に放り込まれたら?」とか。
ちょっとそれるけど「天体観測せずに地球が自転してることを証明してみる?」とか。
これって問題解決という点から見ると立派なエンジニアリングだと思うんで、年長者としていらん気を利かせて皆と話してるわけで。…もしかするとすごい迷惑なのかな…
けど、皆僕と違う引出しを持ってるので非常に面白いです。まるで関係ない学科の人間を巻き込むともっと面白かろうなぁ。
最近のマンガで「科学という点から思考実験ぽいことを実践してるなー」と感心したのはジパング
とかJIN -仁-
がそれにあたるのかな。
で。
ジパングは最新鋭の現代兵器であるイージス艦と装備一式と乗員全員を第二次大戦中の太平洋に放り込むというもの。
JINは着の身着のまま現代外科医を幕末の江戸に放り込むというもの。
どっちもタイムパラドクスについてはストーリーの展開的に事実上放棄してます。てかそこはスルーしないと話進まないし。
ジパングは色々頑張ってる点が伺えます。作者はサイエンステクノロジーより軍事方面に注力してるのが惜しい。単行本では、そろそろ原爆開発の話になってますが、理研は出てくるかすら。
JINは当時の技術レベルにかなり目をつぶってますが、かなりアツイです。ペニシリンをあの時代の技術で精製するシーンにちょっと感動。監修してる人偉いなぁ。
そいえば安土桃山~江戸時代の人間は随分面白い発明を沢山やってて硝酸
こしらえるわ、全身麻酔をこしらえるわ、アラビア数字無いのに行列やら微分積分をあみだすわで、科学技術史が無駄に楽しいです。
なんでこういうのを義務教育で教えないんでしょーかね。元禄文化とかよりずっと面白いのに。
ちなみに僕が数百年単位で過去の世界に飛ばされたとしても、効率のいい狼煙をこしらえるのが精一杯かと思います。
エレキテル程度で計算機がつくれるかー!
情報工学…それはコンピュータなきゃ本当に何も出来ない学問…





